【家計ダイエットシリーズ】第2話。今日は家計ダイエットの話は一切しません。
- 育児に悩んだ女の辿った道
- 自分のメンタルを維持する魔法
- 赤字でも腐らなかった私、よくやった!!
後に赤字家計を生む生活の地盤が2017年にはありました。その経緯を私の主観でまとめました。
妊娠・出産・育児ってホントに、ホントに、どんな時も気が抜けない。
育児に悩んだ5年間だった
2017年を語る前にそこに至るまでの経緯についてお話しておかなければなりません。
そもそも、私は自由気ままに自分のやりたいことに突き進んできた人生を送っていました。
結婚して、子どもが生まれて初めて「誰かのために生きる」を体験したのです。
これがこんなに重いものだなんて、知らなかったです(すべての母にありがとうを言いたい)
「子どもは勝手に育たない」ふとした瞬間に飛んで行ってしまいそうな、危うい命を維持していくのに毎日必死だった記憶しかないです。
あ、今日は割と暗くて重たい空気のお話です(先に謝罪)
長男の食物アレルギーは命に関わるレベル
長男が6カ月になったころ、食物アレルギーがあることが発覚します。
離乳食でヨーグルトをあげたら、みるみるうちに顔が腫れ、体中に発疹が出てそれはそれはびっくりしたのを今でも思い出します。
急いで病院に連絡して、指示を仰ぎ、アレルギー科の病院へかかりました。
血液検査をし、出た結果は乳と卵のアレルギーあり。
乳は特にレベルが高く完全除去のレベル6でした。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
( ゚д゚)
自宅に息子と二人…パンパンに腫れた姿で泣き叫ぶ長男。
あの恐怖は忘れられないです。
ここから、私のガラでもない神経質生活がスタートするんです。
主導権を握り、長男を死なせないためにすべての食品の成分を確認して買い物を行うって、想像を絶する辛さでした。
子どもの命はあなたが握ってる!お母さんだもん、できるよね??って詰問されてる気分でした。
2歳になるころから、アレルギー反応も少なくなって、徐々に食べられるようになりました。
3歳にはすっかり除去もなくなり、なんでも食べられるようになりました。
小児アレルギーは2歳を超えると反応が出なくなる(耐性がつく?)ことはよくあることで、「お母さん、よく頑張ったね!!」と先生に言ってもらい泣いた記憶があります。
自然派育児に目覚める
アレルギー発覚の流れで自然派育児に目覚めました。
原材料は少なければ少ないほど良い品質であると信じ、そこからどんどん発展し、経皮毒、常在菌、牛乳神話、ケムトレイル…。
反ワクチン、反西洋医学の世界に片足をつっこみ、「我が子のため!!」と躍起になっていた時期がありました。(長男1歳ごろから本格化)
実際に自然派育児で、楽しかったことはたくさんあります。
今も続けているのは、布ナプキンと湯たんぽ、困ったときのレメディとアロマくらいですが。
心地よいと感じるものは取り入れても良いですが、当時の私のように「これが正解だ!!」と答えを確定させることは、つらさを生みますね。
いっぱい学んでいっぱい悩んだ暗黒期
自分の中だけで完結できればよかったのですが、自然派育児をしていると親がよかれとしてやってくれることが、とても迷惑なことに感じる時が多々あります。
そういう時に心が摩耗するんですよね。
「どうやって言えば角が立たないか」「どうしてこんなことするんだろう」と、親切が怒りにすら変わっていく、これはかなりしんどかった。
学べば学ぶほど、自分がしていたことが否定されていく…私は楽しく生きていきたいだけなのに。
周りを見ても敵ばかりに思えた、そんな暗黒時代を送っていました。(みんな本当は味方だった)
2度の交通事故
2016年の厄年に1年に2回交通事故に遭いました(ホラー)
交通事故といっても、どちらも軽い追突事故で、ケガも無し、車がちょっとへこんだ程度の事故でした。
結構な額の示談金をいただいたので、「ウキウキすることに使いたい!!」と家族分のディズニーシー年間パスポートを購入しました。
今思えば、2回の交通事故は神の采配だったのでは?と思ってしまうのは不謹慎でしょうか。
ディズニーシーは心の拠り所だった
2016年の大みそかに購入して1年間、月に1回以上ディズニーシーに行っている月もありました。
何かうまくいかない事や少し嫌なことがあっても、「週末になったらディズニーシーへ行ける」と思うと気持ちがウキっとする。
その魔法みたいなものに生かされていたんだと思います。
子どもたちのいやいや期も、ディズニーシーへ行けばご機嫌に変わるんですから。
家計簿はつけていなかったから、実際の額はわからないけど、結構な額を使ったと思います。
断捨離に目覚めるのは、もう少し後のお話です。
持て余した時間は心を蝕んでいく
仕事もしていない、子どもたちとべったりの毎日で、夫は忙しく働いていて年の半分は土日の休みもない…、そんな時間だけがたっぷりある生活をしていると、私の心は病んでいくようです。
- 一人の時間が欲しい
- 自分のやりたいことを邪魔されずにやりたい
- 子どもの機嫌をとるのはもう嫌
こんなこと思っても、どれもそうそう叶わないんですよね。だから余計につらい。
気づけば不満を爆発させ、子どもに冷たくあたり、実家に助けを求める…おお、思い出すとまだ痛むよ、心の古傷が。
そんな5年間貯めた願いが、少しだけ叶ったのが2018年ということになります。
結果:身の丈以上の生活をしていた
まとめると、慣れない育児に悩み、子どもの健康を案じいろいろやった結果、出費の多い生活が当たり前になっていた、ということです。(すごい簡潔!)
で、私は少しでも楽しく生活を送るためにディズニーに行ったり、勉強したり、仲間を作ってみようとしたりいろいろした結果、家計が完全に傾いていたということです。
でも、言わせて!!
メンタルを維持するのは、大事なことだった。
あの頃の私の生きがいは、自然派育児だったし何もかもHAPPYに塗り替えてくれるディズニーだった。
いつか暗黒時代は抜けるから、なにもやらずに腐らなくてよかったって今は思う!
次回からちゃんと家計の話をします(宣言)