元汚部屋の住人であった私がスッキリとした生活をするようになるまでの軌跡をたどる【お部屋脱却シリーズ】第4話
家族が増えることで物が増える、その抗えないビッグウェーブをうまく乗りこなすための方法をまとめました。
- 【自然の摂理】人が増えると物も増える!パートナーのモノは基本ノータッチで!
- 産後落ち着いたら断捨離脳を復活させるタイミング
- 物を買う前に買った後の家事のことまで考える
- 月に1回以上、見直しの機会を持つ
断捨離脳より優先するものはあります!無理しすぎないのも大事なことです!
さて、無限増殖を止めるべく、家のテコ入れ思考を叩き込んでいきましょ。
家族が増えると物は増える!
家族が増えると物も増えます。いや、増えるなんでそんな生易しいものではないですね、激増します、増殖します。
人が増えるので、必要なものが増えるのは当然ですが、気を付けないと倍々と増えていくので、家族が増えたとき「物が増える」ことを知っておく必要があります。
増えても仕方ないと考えるのではなく、増えるのに伴いどれだけ減らせるかを考えないといけませんね。
結婚や妊娠など、慶事は物が増えるタイミングです。
お祝い事の時は気分もお財布も緩みがちなので、より一層の注意が必要なんですね。
パートナーの物にはノータッチが鉄則
パートナーが持ってきたものはノータッチが鉄則です。
人生を共にするパートナーと言えど、他人です。価値観や大切なものを踏み荒らしてはダメです。
もし、家に収まらないほどの物を持ってくるのであれば「二人が暮らす場所」としての認識が甘いのかもしれませんので話し合いが必要です。
パートナーにもどうしても譲れないものがあります。
早めに物についての考え方をすり合わせ、二人の中で基準を共有することをお勧めします。
妊娠で増えるもの一覧
妊娠で増えるものは実は結構多いです。
- マタニティ服数セット
- 妊婦ベルト
- 歩きやすいスニーカー
- 母子手帳とケース
- サプリメント
- 妊娠ケア用品
挙げればきりがないですが、他にも体調の変化に伴う薬や食品なども増えていきます。
命を守ることが最優先ですからケチケチしていられません。
この時期がは物が増えてもしょうがない!赤ちゃんと自身の体調を最優先に考えましょう。
大事なのは「しょうがない!」を産後も引きずらないことです!
あと数週間で出産というときに買った妊婦ベルトには妊娠後期に大変お世話になりました!買ってよかった!!
出産で増えるもの一覧
- 新生児用の服
- 新生児用の肌着
- オムツ
- ベビーベット
- 替えの布団
- おくるみ
- ガーゼ
- 赤ちゃん用のせっけん
- 産褥用品
- 授乳クッション
- 沐浴用品
- 抱っこひも
- チャイルドシート
- ベビーカー
これほどの物が一気に増えます。すごい量ですね。
これにプラスして出産祝いなどでいただく贈り物なども増えます。
レンタルできるものもたくさんあるので、できるだけ買わずにレンタルできるといいですね。
次男の時はベビーベットを6カ月レンタルしましたが、とても便利でした。
【無限増殖】子どものモノはどんどん増える!
ハイハイを始めるくらいの月齢になると、必要なものもどんどん増えてきます。
- 階段やキッチンに入れないようにするゲート
- いたずら防止用グッズ
- サイズにあった服や靴
- おもちゃ
- 離乳食用の調理グッズ
- 幼児用マグやカラトリー
- ハイチェアやバウンサー
- 食事用エプロン
- 床保護用のマット
- おむつ、おむつ処理用グッズ
幼稚園に上がるくらいの年になるまで、その年齢にあったものをその都度買い替えながら増えていきます。
ああ、思い出します、投げられた離乳食、ブーっと噴出されたご飯粒…。床に散らばった食べこぼし。
サイズアウトした服や使用頻度の低くなったおもちゃは、まとめて定期的に処分をするように心がけていました。
我が家は兄弟間のおさがりは一切しませんでした。
本当のところ「おさがりできるほど、きれいに使えなかった」だけですけどね(^^)
悪循環を断ち切る方法:買うときに家事の負担を見積もる癖をつける
買いたいと思った時にそれを買ったことによる家事負担はどれくらい増えるのかを考えるようにしています。
例えば、子どもが欲しがっているニンテンドースイッチを買おうかと思った場合…
- ゲーム機
- テレビ
- ソフトのカセット、メモリカード
最低でも上記の3つ、物は増えます。
- ゲーム機を置く場所の確保
- 電源の確保
- ゲームを使用するルール作り
- ゲームができる環境を作る(座る場所を考えたりします)
ゲーム機ひとつ買うだけで、これほどの物と家事が増えます。
今までやっていた家事にプラスして、これが増えるのです。
小学生にもなれば、宿題も増え、持ち物も増え「ゲームは宿題をやってから、30分だけ」というルールを作っても、なかなか守ってくれません(マジです)
そのたび怒って、バトって疲れるのです。物を増やすってことは家事も増えるんです。
それでも買うのであれば、家族で話しあって、家事負担が親ばかりに行かないルールを作るなどの工夫が必要です(マジです)
そうすれば「こんなはずじゃなかったのに」と嘆く回数が減らせます。
サッカーボールでもレゴブロックでも、ミキサーも筋トレグッズも、観葉植物も一緒です。
悪循環を断ち切る方法:長く使えるか?で判断する
長く使えるということはそれだけ買い換えの機会が少ないということです。
子どもの用品に限っては、洋服や靴などのサイズアウトしてしまうものは長く使えるものである必要はありません。
いくら高価な服を買っても、サイズアウトしたら使えなくなりますから、高額のお金をかける必要はないと思っています。
おもちゃや子供用の家具などは、月齢が上がっても使用できるように工夫されているものを選ぶと買い替えが少なくなります。
耐久年数が高く、成長に合わせて作り変えができるような子供用の家具は、リサイクルショップなど多く販売されています。
新品では高額で買えなかったイスなどが安く買えるので、成長の度によく利用させてもらいました。
大人は使うものを選ぶ時は「もう一生買い換えないつもりで選ぶ」のが基本です。
頑丈で、壊れにくく、飽きの来ないものの中から、自分の理想に一番近いものを選ぶと失敗が少ないです。
悪循環を断ち切る方法:1カ月に一度は見直す
家にあるすべての物を1カ月に1回は見直しています。
そう聞くと大変そうに思いますが、月が変わったらカレンダーをめくるような感覚で、「これは使えているか」、「使っていてストレスはないか」と確認していきます。
そうするといくつか「ん~、最近使っていなかったな」という物が出てきます。
その時は使う努力をしてみてください。そのものの必要性を感じたら取っておきましょう。
使う努力をしても、イマイチうまく使えなかったり「うーん…」と思うのであれば手放す時だと思います。
私は決断が早い性格なので、スパッと見切りをつけて処分します。
判断がつかない時は、処分猶予期間を1週間程度設けてみるのも手です。
案外、別の使い道のアイディアがでてくることもあります。
まとめ
家族が増えることに伴い、物はどんどん増えていきます、無限増殖です。
そのことを分かったうえで、妊娠中や新生児期は、子どもや自身の体調や命を守ることを最優先にしてください。
大事なのは、産後いつまで経ってもその感覚でいないようにすることです。
特に子供のものは成長に従ってどんどん使えなくなるし、増えていきますから積極的に入れ替えを行っていきましょう。
新しく物を買おうと思い立ったら、増えることによる家事負担の増加まで考えましょう。
そうすれば「こんなはずじゃなかったのに」と嘆く回数が減らせます。
長く使えるものを選び、月に1度は見直す機会を習慣にできれば、怖いものはないですね。