元汚部屋の住人であった私がスッキリとした生活をするようになるまでの軌跡をたどる【お部屋脱却シリーズ】第5話
断捨離をすると家事が楽になるってみんな言うけど、本当なの?と思ってました!
そんな言うほど変わらないんじゃないの?と疑ってました!
- 断捨離すると家事が楽になる理由!
- 「あれどこ?」は環境を整えたら激減する!環境の整え方
- 余った時間は好きなものに使える【幸せタイム】
実際にやった工夫と「何を目指して環境整備をするのか」についても、まとめました。
断捨離すると家事は楽になる!
物を減らすと家事はものすごく楽になります。
最初に言っておきますが、私はこまめに掃除をする方ではありません。
毎日やるのは洗濯と料理、洗い物くらいで、棚のホコリ取りやトイレ掃除もそう頻繁には行いません。汚れが気になったらやるくらいの頻度です。
物を減らして家事が減ったと感じる理由は、掃除に取り掛かるまでの時間が短くなったからです。
例えば、靴箱の掃除(上の画像)。
全部出しても靴は11足しかないので、汚れが気になったときにパッと出して掃除ができます。
玄関の床にはこれ以外の靴が置いてないので、掃きだしてゴミをとって終わり。
時間にして5分くらいで掃除完了です。
気になったときにサッとできるので、汚れも溜まらない→ストレスも溜まらないという好循環が生まれます。
靴箱を掃除したい時、玄関土間にたくさんの物があったら、今の私でもきっと後回しにしちゃう。
行動を起こすハードルを下げておくって、大事です。
掃除はロボット掃除機にすると好循環
「ロボット掃除機は床を片さないと使えない」から、そのデメリットを利用する!
我が家に初めてロボット掃除機が来たのは、長男が1歳の時です(もう9年も前)。
ロボット掃除機は少しの段差は乗り越えてくれますが、コードを巻き込んだり紙やビニール袋や洋服などはとても苦手です。
しかも、ロボット掃除機は充電式なので物を巻き込んだまま掃除を続けていると、掃除が完了しないまま電池切れになることも良くあります(今も良くあります)
なので、ある程度床から物をどかしておかないと、掃除機が掛けられないというデメリットを利用して「掃除機をかけるために床から物を片付ける習慣」を強制的に付けました。
床が散らかっていても掃除機のスイッチを押して、掃除機と競争しながら床を片すゲームのようにこなしてました。
食器を減らすと洗い物も減る
食器はあればあるだけ使うから、最低枚数に減らすが吉。
私は器が大好きで、特にお気に入りなのはよしざわ窯という工房がつくるお皿です。
毎週のように新作が並び、シリーズもたくさんあってどれもかわいい、全部ほしい!!
お気に入りの器に盛りつけた料理は、いつもよりおいしそうに見えるんですよね。
その気持ちは残したまま、お気に入りの器以外は処分しました。
コップやカラトリーも同様に、家族が常時使うものワンセットのみにしました。
洗わないと使えない→洗うようになる→洗い物が増えない、よい公式ですね。
子どもたちも自分専用の器を与えているので、自然に自分の物しか使わないようになるし、それが流しにおいてあれば自分で洗うようになりました。(うちの子賢い)
おもちゃは子どもが片付ける
子どもと意思の疎通が図れるようになったら、おもちゃは子ども自身に片してもらいます。
そのためには「たくさん与えすぎないこと」が大事です。
子どもも大人もストレスのない程度にざっくばらんにでもいいので、定位置を決めて子ども自身にやらせる環境を作るのが親の役目だと思います。
と、えらそうなことを言ってますが、できるようになったのは最近です。
無限に広がる子どもたちの物欲、そしてなんでも買ってくれるジジババ。
それを無下にすることもできないし、拒否するのも気持ちよくない…永遠のテーマかもしれません。
子どもたち自身が「物が多くて管理しきれない」と感じる機会を与えるのもいい勉強になると思います。
「経験を邪魔しない」これはすべてに通じることですね(なかなかできないけど)
あれどこ?のストレスを減らす工夫【やったこと】
家族が共有で使うものは住所を決めて、表札を出しました。
我が家には物入があり、そこにまとめて収納をしています。(上の画像が物入の棚)
引き出しごとにテプラをつけて物を入れておくと、家族が自分で発見して持っていけます。
「ねぇ、あれどこ?」と聞かれる機会がグッと減りました。
ここまで環境を整えておけば聞かれても、「棚に書いているでしょう、まずは自分で探してみて」と言えます(胸をはって言えます)
「わからなければ聞けばいい」と安易に人の時間を奪う人にはなってほしくないので、自分で考えられる環境を作りました(それでも聞かれるけどね)
ここの在庫がなくなっていたら、「○○がないので買ってきてください」と言えるようになりました(息子たち偉い。できれば最後の一個を使うときに言ってほしい)
結論:料理の手間はあまり変わらない
物が減っても料理の手間だけは変わりませんでした!
毎日の食事の回数は減らないし、時短家電を導入するまでには至らなかったので私は変わらなかっただけかもしれません。
強いてあげれば、冷蔵庫や冷凍庫の在庫を週に1度以上確認するようにしたので、食品ロスは減りました。
あと、専用の調味料等は目的もなく買わなくなりました(ナンプラーとかスパイス類)
料理の手間は変わらないので、できるだけ気持ちよく料理ができるキッチン環境を整えました。
菜箸を取るのにストレスがないとか、油汚れは熱いうちに拭くとか、キッチンまわりに物を置かないとか…プチストレスを生まない環境を作る工夫はしました。
食事は命だから、器や彩りを含めて心ときめく食事を心がけてます(心がけるって大事。)
余った時間を自由に使える!
物を減らし、子どもたちが自分でできる環境を作れれば、時間が生まれます。
その時間は好きに使えます、自分の時間確保です。
私は暇な時間によくゲームをします。
ゲームって良く出来ていて、ゲームクリアにたどり着くまでにこなさなきゃいけないミッションが設定されているんですよね。
それが汚部屋脱却のクエストのように思えて楽しいんです。
ゲームをしていると、「部屋のここを変えてみよう」とか「次はここを整理してみよう」などとアイディアが浮かんできます。
人生に無駄なことは一つもないって、本当なんですね。
お片付け脳を活性化させたいなら、ゲームはピクミン3デラックスが断然おすすめ。
効率化と段取り力が楽しみながら育ちます。
まとめ
断捨離をすると家事が楽になるのは本当でした。
「やりたい」と思ったことに飛びつけるスピードが速くなり、思ったことを即実行できるので快適です。
ロボット掃除機が、子どもたちが、家族全員が、動きやすい環境を整える。
その産物として、自分の時間を作ることができるなんて最高じゃありませんか?
空いた時間でさらなる楽しいことを考えることもできます。
なんかうまく回らないなと感じたら、物を減らし、ストレスの少ない環境づくりをしてみましょ!