春分、秋分周辺に体調を崩すことありませんか?私はあります。
二十四節気や陰陽五行の考え方を取り入れつつ、私が季節の変わり目に実践していることを紹介していきます。
…思えばたくさんのものを手放してきたここ10数年。
自分の心に従うって習慣の作り方も書き綴っていきます。
季節の変わり目は特に、「ゆっくり」しよ!
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私は季節の変わり目に体調を崩すことが多いです。
「なんとなく調子が悪いなー」と感じるようになったのは、20代後半以降で出産や育児をするようになってからです。
調子が悪いと感じるのは、体調面だけではなくて私は特にメンタルをやられます。
- ぼんやり漠然とした不安を感じる
- 楽しいことが思いつかない
- 推しを見てもイマイチときめかない
- ついイライラしてしまう
- うまくいかないことを挫折しがち
「まぁ、いいか」「何とかなるでしょ」と思えなくなってしまうんです。
大体1週間くらい憂鬱なメンタル状態が続き、突然スッキリする日がやってきます。
振り返ってみて「あ。そういえば秋分だったな」と気づくんです。(毎年)
そもそも季節の変わり目とは1年間を24個に分けた「二十四節気」の中で、以下の4つの事を指します。
名称 | 時期 |
---|---|
春分 | 3月21日~4月4日頃 |
夏至 | 6月21日~7月6日頃 |
秋分 | 9月23日~10月7日頃 |
冬至 | 12月22日~1月4日頃 |
二十四節気は知らなくても、上の4つくらいは知っていると思います。
冬至にはかぼちゃを食べてゆず湯に入る風習が日本にはありますよね。夏の土用にはウナギ!
全く根拠のない謂れではなく、厄除けの意味を込めて古くから取り入れられてきた文化なんです。
心身ともに健やかに暮らしていくための知恵として、季節の行事にまでした日本人は、昔から健康に暮らす研究をしていたんですね。
逆に言えば、それほど季節の影響を受けて、体調を崩していた人がいたという証にもなります。
もう一つ、日本には「土用」があります。
春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」が支配するとされ、残った「土」を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用といいます
土用(雑節)
木、火、金、水、土からなる陰陽五行の色や意味をまとめるとこうなります。
五行 | 色 | 意味 | 季節 |
---|---|---|---|
木 | 青(緑) | 生命力、成長、若さ | 春 |
火 | 赤 | 情熱、エネルギー、活力 | 夏 |
土 | 黄 | 安定、豊かさ、中庸 | 土用 |
金 | 白 | 清浄、知性、理性 | 秋 |
水 | 黒(紫) | 冷静、深遠、変化 | 冬 |
陰陽五行って神社や相撲や薬膳でも使われる古くからの考え方で、わたしは特に理由はないんだけどすごく好きなんです。
生年月日によってタイプに分かれていて、生まれ持った性質を元に導きだされていく感じが、抗えない感じで好きです。
で、土用の話に戻ると、土用は季節と季節をつなぐ18日間の期間のことを指します。
春と夏の間、夏と秋の間、秋と冬の間、冬と春の間にあり、次の季節へ移るための準備期間とされています。
季節 | 土用期間 |
---|---|
春 | 4月17日~5月4日 |
夏 | 7月20日~8月6日 |
秋 | 10月21日~11月7日 |
冬 | 1月17日~2月3日 |
土用期間も体調を崩しやすい時期として、昔から体調管理を意識する習慣がありました。
特に夏の土用のウナギは有名で、厳しい厚さを乗り切るために、精が付くウナギを食べるのが習わしとなりました。
いろいろな考え方があって、面白いですよね(こういうの大好き)
陰陽五行や二十四節気の考え方を取り入れた私が、季節の変わり目にやっていること、気を付けていることを紹介していこうと思います。
最初に断っておきます。大したことはしていません。
スピリチュアルなこともやりませんし、何かを引き寄せたりしません。
なんなら常日頃からやっていることばかりです。
- 食べ過ぎないようにする
- ちょっとも無理をしない
- 時間をつくってぼーっとする
- 自分を甘やかす
- 断捨離をする
これを徹底的に意識して生活していくんです。
そうすると、季節の変わり目にメンタルの大波に襲われてもその波を乗りこなすことができます。
詳しくおはなししていきますね。
食べ過ぎない
季節の変わり目は、実感はしていなくても体が疲れています。
人に負担がかからない気温差は4℃と言われています。
それ以上になると、体温を一定に保つために体力を消耗します(恒常性)
季節の変わり目は前日との気温差が大きくなることが多く、体感はしていなくても体は相当疲れているんです。
身体が一番体力を使うのが「消化」です。
なので、身体が疲れているところに食べ過ぎが加わると、体力を消耗し結果体調不良になるという図式ができます。
食べ過ぎないようにすると、随分と楽になりますよ。
食べるものを選ぶときは、その土地でとれた旬のものを意識して選ぶと不調を取り除いてくれる場合もあります。
旬って、おいしいし価格も安いし、栄養価も高いのでいいことしかないです!(家計に優しい)
頑張らない、無理しない
人それぞれ苦手なことがあると思います。
私の苦手なことを少し挙げていきますね。
- 中途半端な知り合いとあいさつする
- 20分以上集中する
- どうでもいい人にラインの返信をする
- 意味が理解できない話を聞き直す
- 無理難題をどうにかする
- 愛想笑いをする、自分をへりくだる
ああ、挙げたらきりがないほどありますので、この辺にしておきます(笑)
これ、全部やりません。
学校の行事とか保護者の集まりとか、極力行きません。行っても会話しません。
仕事も家事も手を抜きます。今やらなくていいこと、私がやらなくても済むことはやりません。
どうでもいい人の愚痴も世間話も聞きませんし、その場からスーッといなくなります。
…書いていて思ったけど、これ、季節の変わり目に関係なく常時やってませんでした(笑)
これを意識的に「やらない!!」と決めることで、すっごくメンタル安定します。おすすめ。
仕事はいつでも先回りして準備しておくので、自分の体調に合わせて手を抜けるのかもしれません。
ぼーっとする
ついYouTubeを見たり、Instagramのおすすめを見漁ってしまうんですが、これも意識して辞めます。
見たい情報だけを短時間で見るようにして、何もせずにぼーっとします。
お昼寝するのもすごくいいです。
私は、水槽を眺めたり、雲の流れをみたり、空港の離発着のライブ中継を見たりします。
自分を甘やかす
自分を甘やかすって結構難しいですよね。
私がやっているのは「したい」と思ったことを実現してあげることです。
- 「しろくま食べたい」→すぐ買いに行く
- 夕飯作りたくない→外食する、夫に任せる
- 眠い→寝る
- 仕事行きたくない→有給取る
- なにもしなくない→なにもしない
やりたい!があるときは、やる。やりたくないと感じることはやらない。
自分の希望(本音)を肯定してあげる、望みを叶えてあげる。
なかなか意識しないと、自分に厳しい人が多いので難しいですよね。
季節の変わり目こそ、本当の自分を大事にしましょ。
断捨離をする
断捨離はいつやってもいいことしかないので、常におすすめです。
物が多い状態と言うのは常に便秘しているのと同じです。
- 動きにくい
- 掃除しにくい
- 視覚情報が多くて疲れる
- 執着心が強い
断捨離をすることで、動きやすく、家事がしやすい、疲れない環境を作ることができます。
体に老廃物が溜まると風邪を引いて、高熱と一緒にデトックスされるように、家と心のデトックス=断捨離だと私は考えています。
特に何もやりたくない時でも、捨てやすいものから捨てるだけでもスッキリするのでお勧めです。
自分の体調に影響が出ているということは、家族の心体にも同じような影響を及ぼしていると考えています。
旬の食材を多く取り入れた食事にしたり、ゆっくり入浴するように伝えたり、家族でのんびりできる環境を整えるように心がけています。
子供は素直なので、熱を出したり、体が痛いと訴えたり、小さなことでくよくよしたりします。
うちの子(長男)はこの時期は、20問の計算ドリルの宿題が出ると泣きます(笑)
長男が泣くと「季節の変わり目なんだなぁ~」と思えるくらいの余裕が持てるようになりました。
一緒に見直しながら解いていくと心を落ち着けて、正解を導き出せるので寄り添うって大事。
メンタルのへこみが体調不良に変わる前に対処できると、後々ラクです。
今回は季節の変わり目に注意するべきことと私が実践していることを紹介してきました。
季節の変わり目…と言いながら、常日頃からやっていることばかりでしたね(笑)
生活習慣や心の癖を変えるのは大変ですが、少しずつでも「生きやすい生き方」をできるように自分の本音を採用できる環境を整えていきたいですね。
頑張らずにゆっくりしましょ。