パキラは初心者でも育てやすい観葉植物で、その美しい葉と成長のしやすさから多くの人に愛されています。
パキラを元気に育てるための基本的なポイントをまとめました。
ぴーなつ
赤ちゃんの手のようなぷっくりとした葉がたまらなくかわいいです！
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パキラの基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 学名 | Pachira aquatica |
| 別名 | マネーツリー、キャッシュツリー |
| 原産地 | 中南米（特にメキシコ、ホンジュラス、ニカラグア） |
| 分類 | アオイ科パキラ属 |
| 草丈 | 室内で約1〜2メートル、野外では最大で10メートル以上に成長することもあります。 |
| 葉の特徴 | 手のひら状に分かれた緑色の葉が特徴で、非常に美しいです。 |
| 開花期 | 夏から秋にかけて、白い花を咲かせることがあります。 |
| 耐寒性 | 比較的暖かい気候を好み、寒さには弱いため、室内での栽培が適しています。 |
| 水やり | 土の表面が乾いたらたっぷりと。冬場は乾燥気味に。 |
| 日当たり | 明るい間接光を好むが、直射日光は避ける。 |
| 肥料 | 4月から10月の間に、2ヶ月に1回の固形肥料または2週間に1回の液体肥料を与える。 |
ぴーなつ
今回購入したのはダイソーで100円で売っていた小さいパキラです。
日当たり
パキラは日当たりを好みますが、直射日光は避けましょう。室内で育てる場合は、窓越しの日光が当たる場所が理想的です。
水やり
季節によって水やりの頻度を変えることが大切です。
- 夏: 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
- 冬: 土が完全に乾いてから数日後に水を与えましょう。過湿を避けるため、水やりの頻度を調整することが重要です。
パキラが過湿を嫌う理由
- 根腐れ:土がいつも濡れていると根が腐り、植物が水や栄養を吸えなくなります。
- カビの発生:湿った土にはカビが生えやすく、植物に悪影響を与えて病気になりやすくなります。
- 害虫の発生:湿った環境は虫が増えやすく、特に土の中に住む虫が根を食べて植物にダメージを与えます。
- 空気不足:土がずっと湿っていると根が呼吸するための空気が足りなくなり、根が元気に育ちません。
肥料
4月から10月の間に肥料を与えると、パキラは元気に育ちます。市販の観葉植物用肥料を使いましょう。
- 固形肥料: 2ヶ月に1回が目安です。
- 液肥: 2週間に1回が適しています。
ぴーなつ
水はけの良い土を使用しているので、腰水をする際に液体肥料を水に混ぜて与えるようにしています。
土
水はけの良い土を選びましょう。
室内で育てる場合、コバエがわかないような無機質な培養土がおすすめです。
植え替えと剪定
- 植え替え: 1〜2年に1回、5月から7月に行うのが理想的です。一回り大きい鉢と新しい土を用意しましょう。
- 剪定: 4月から7月に行い、植物の形を整えます。成長点の少し上を剪定すると良いでしょう。
パキラの成長点
- 枝の先端:各枝の一番先端の部分が成長点です。ここから新しい葉や枝が伸びます。
- 新しい芽が出る部分:幹や枝の途中から新しい芽が出てくる場所も成長点です。特に剪定した後などに、新しい芽が出やすくなります。
成長点の見つけ方
- 新しい葉: 成長点からは新しい葉が巻かれた状態で出てきます。葉が展開する前の小さな巻いた状態の葉を探すと成長点が見つかります。
- 芽: 幹や枝の途中に小さな突起や芽が見えることがあります。これも成長点です。
パキラの成長点を理解し、適切に管理することで、健康で美しい植物を育てることができます。
パキラがすくすく育つ年間カレンダー
| 項目 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 植え替え | 5月～7月 | 一回り大きい鉢と新しい土を用意し、1～2年に1回植え替えを行う。 |
| 水やり | 春・夏（4月～9月） | 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。 |
| 秋・冬（10月～3月） | 土が完全に乾いてから数日後に水を与える。過湿を避ける。 | |
| 追肥 | 4月～10月 | 市販の観葉植物用肥料を使用する。<br>固形肥料: 2ヶ月に1回<br>液肥: 2週間に1回 |
これらのポイントを押さえておけば、パキラを美しく健康に育てることができます。
まとめ
パキラは初心者にも育てやすい観葉植物です。
日当たりを好みますが、直射日光は避け、窓辺の日光が当たる場所が最適です。
水やりは、夏は土の表面が乾いたらたっぷりと、冬は土が乾いてから数日後に水を与えます。
肥料は4月から10月の間に、固形肥料は2ヶ月に1回、液体肥料は2週間に1回が目安です。
土は水はけの良いものを選び、室内では無機質な培養土が適しています。
植え替えは1〜2年に1回、5月から7月に行い、成長点の少し上を剪定することで形を整えます。
これらのポイントを守れば、パキラは美しく元気に育ちますよ。
