【咳ぜんそく治療開始】喘息治療薬の副作用が辛かった。

本文とは全然関係の無い話をしますね。

2024年冬アニメの『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』(るぷなな)にテオドールという登場人物がいます。

第2王子として裏と表の顔を使い分ける幼さの残る策略家です。

…薬の名前って、こういう貴族作品に登場しそうな名付けが多いなーと感じます。

「まあ、私にテオドール様は合いませんでしたけれど」(こういう楽しみ方もできる)

ぴーなつ
ぴーなつ

貴方程度のお方など、飲んでさしあげますわ!オホホホホホ!!

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初の受診後に処方された治療薬に違和感を感じる。

前回は発症から受診にできる対処方法についてお話ししてきました。

初診時に処方された治療薬は、吸入薬2種類、飲み薬2種類の計4種類でした。

  • メプチンエアー(発作止め)
  • モンテルカスト10mg(痰切り)
  • テオドール錠200mg(気管拡張剤)
  • テリルジー200エリプタ14吸入(喘息治療薬)

メプチンエアーはいわゆる頓服なので、発作が出たときに緊急用に使うものです。

メプチンは少々不味いことを除けば、効果抜群・文句なし!(もうずっとこれでいいじゃんと思うほど)

モンテルカスト錠も花粉症の治療で使用したことがあるので、問題なし(むしろ好き)

テオドールとテリルジー200に悩まされることになるのです…。

初めて服用する薬は自分の体に合うのか合わないのかが分からないので、服用後の観察が重要です。

….でも、正直なところ副作用だ!と騒いでよいほどの症状なのか判断がつきにくい場合が多い。

ここが悩ましいところです。

信頼できる親友に助けを求めたところ「副作用のある薬の服用は止めていいのよ」と助言をいただけたので、薬の変更を相談しに行きました。

副作用があった薬とその症状。

実際に私が使用して副作用が辛かった薬とその症状についてまとめていこうと思います。

テリルジー200エリプタ14吸入

テリルジー

テリルジー200は、1日1回就寝前に吸入する吸入薬です。

テリルジーを使用した感想と副作用。
  • 粉っぽい
  • 咳を誘発する(気がする)
  • 1回で全量は吸えない
  • 吸入後すぐのどが固くなる・違和感
  • 声が嗄れる
  • 味覚がおかしくなる

少々粉っぽい薬を思いっきり吸い込むことで、患部に薬剤を貼りつかせて使用する物です。

粉っぽさを感じるので咳を誘発することがあり、私は1回で全量を吸入をするのが難しかったです。

なんとか頑張って吸入したのち、10分後からのどに違和感を感じ、のどが固くなったような感覚になり、声が嗄れました

服用初日は「こんなものなのかなー」と思う程度でやり過ごしましたが、2回目吸入をしても同じような症状が現れたので服用を停止しました。

本来、「喘息の薬は自己判断で止めてはいけない」と言われているので、再びあの苦しい状態に戻るのは嫌だなと思ったのですが、とても耐えられるものではなかったです。

幸い発作のピークは越えていたので、次の通院までの期間服薬をとめても乗り切れました。

テオドール200

テオドールは錠剤で、朝晩2回の服用でした。

夜から飲み始めたので初日は副作用を感じませんでしたが、翌朝朝食後に服用してから副作用を感じました。

(眠ってしまったから感じなかっただけかも…?)

テオドールを使用した感想と副作用。
  • 飲んでしばらくするとボーッとする
  • 動悸が起こる
  • とても仕事に行ける頭の状態ではなくなる

目の前のことを判断したり、計画的に先を読んで動くなどの思考が動きにくくなりました。

ずっとドキドキしてしまい、体調が悪いような気がしてしまいました。

ネットで調べてみたら、主な副作用に「動悸」と記載があったので「副作用だな」と納得しました。

あまりにも辛いので、2回で服用をやめました。

2回目の受診で薬変更してもらうことに。

フルティフォーム

初診から1週間後に通院しました。(本当だったら2週間後だったのですが、服用を辞めたため早めの通院)

先生に副作用が辛いこと、薬の相談をしたいことを伝えました。

とてもいい先生で、「治すために使用する薬で辛い思いをしてはならない。どんどん仰ってください」と言ってくれたので、すごく相談しやすかったです。

テリルジーで私が感じた副作用は、先生自身もこれまでに聞いたことのない症例だと言っていました。

声がれはよくある事らしいですが、痛みや違和感を訴えた患者さんはいなかったそうです。

吸入薬にもいろいろな種類があり、それぞれに得意な部分や特徴があるというお話も聞かせてくれました(内容は詳しく覚えてないけど)

「テリルジーで副作用が出る人にはフルティフォームがお薦めだけど、使ってみる??」

「メプチンと同じガスで出てくるタイプだから、粉っぽくないし、使い慣れててよいと思うよ

「フルティフォームでも同じような症状がでたら、すぐ使用を中止していいですからね」

患者に選択肢を与えてくれて、副作用が出たらどうするのか?まで診察内で教えてくれる…なんて行き届いた先生なんだろうか(感動)

こんな素敵な医者に出会えた私は運がいい。(ありがとう、先生)

クスリマニアの薬剤師がいる薬局なので、頼りになる!!

隣接した薬局の薬剤師長さんがクスリマニアという話も院長から教えてもらいました。

私が訴えたテリルジーの副作用について、先生が薬剤師に電話で確認する場面があったんです。

「吸入10分後にのどの痛み・違和感という症例が上がってないか教えてください」

という先生の問いに対して、これまでの症例を調べ、症例に該当がなければ製薬会社にまで問い合わせて症例を確認するほどのクスリマニアなんだそう。

私の症例についても、「メーカーに確認したところ過去に1症例あった」と調べてくれました。

ただ先生に言われた薬を処方するだけでなく、患者の不安に寄り添える薬剤師さんって素敵。

薬局で新しい吸入剤を出してもらうときにも、テリルジーの使用で感じた症状を詳しく聞かれました(熱心)

その上で新しい吸入剤フルティフォームの副作用や吸入時の注意点などを教えてもらいました。

どの業界にもこういうマニアがいて、そういう人は圧倒的な知識と経験を嚙み砕いてわかりやすく教えてくれるんですよね。

…かっこいい大人だな。私もそんな大人になりたいな(羨望)

とにかくとても頼りになって、本当に助かりました(大船に乗った気持ち)

本日のまとめ

今回は咳喘息の薬を服用して感じた副作用についてまとめてきました。

その薬が合うか合わないかは「使ってみないとわからない」ので、服用して感じたことは素直に伝えていいんだということを学べました。

何より「治すための薬で辛い思いをする必要はない」と言ってくれた先生の言葉にすごく救われました。

我慢はずっとは続かない。無理なく続けられないと喘息の治療はできない。

医師を相手にすると、なんとなく見えない上下関係を感じてしまう癖がありますが、そんなものは取っ払っていいことを知れたいい機会でした。

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