怒るのも疲れるし、毎日小言を言うのも嫌、親も子供もラクして夏休みの宿題を終わらせられないものか…と考えて早5年。
今年実行した宿題管理と計画表が最高にラクで有効だったので、シェアします!
子供だけでなく親自身の時間活用もできてしまう魔法のデイリースケジュール帳も掲載していきます。
ぜひ、試してみて!
書くことで引き寄せる明るい未来!(これは言い過ぎかな)
小学校の夏休みは38日間。
宿題はそんなに多くはないけど、計画的にそして自主的に終わらせてくれたら、親も子どもも楽できる!
…私は、楽がしたいんです!
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親だって子どもだって楽したいのが夏休み!
夏休みなにしたい?って聞くとたくさんの要望を述べてくれます。
ディズニーシーに行きたい!遠出したい!プールやりたい!友たちと遊びたい!
やりたいことはボンボンと思いつくようです(健康だね♪)
でも、長期の休み期間はその分宿題も出ます。
量は大したことないけど、毎日コツコツやるものや自由研究、絵画作品、読書感想文など、重量級の課題もあります。
そこで、親も子どももラクしつつ夏休みの宿題を終わらせて且つ夏休みを堪能するためにはどうすればいいのかを考えました。
成長のチャンスでもあるとっておきの夏休み
子どもが通う学校の夏休みの宿題には「とっておきの時間を過ごす」という一風変わった宿題があります。
要は、夏休みにしかできない自分にとっての「とっておき」と言える時間を作ろうね!ということです。
内容はなんでもよくて、新学期に発表することも課題にして提出することもありません。
提出しないからやらなくていい、ではなく、誰に何を言わなくても自分の中に確固たる自分を作るにはこういう体験が必要ですよね。
私自身がそういう経験で今の自分が形成されたと体感しているので、子どもたちにも経験してもらいたいなと思っています。
ちなみに、うちの子たちのとっておきの時間は…
「親のいない時間を満喫すること」「サッカーで成長すること」だそうです。
普段は禁止している子供部屋でのおやつや、YouTubeを見ながらのおひるごはんを楽しんでいるようです。
夏休み宿題計画表の作り方
私がこの夏実践した夏休みの宿題計画表の作り方は以下の5ステップです。
- 宿題の全量を一緒に把握する
- 選択制の宿題を決める
- 宿題をひとまとめにできる「宿題ファイル」を作る
- 毎日、デイリースケジュールを書く
- 朝の時間帯で終わらせる
夏休みが始まったその日に、①~③までを完了させてしまいます。
あとは④~⑤を全部の宿題が完了するまで繰り返すだけです。
ポイントは「子ども自身に決めてもらう」というところ。毎日の予定も選択制の宿題も自分で決めてもらいます。
そして、決めたことに文句を言わない。やりやすくなるように助言はします。
宿題ファイルを作る
宿題ファイルを作ることによって、生み出されるメリットは2つ。
- 夏休み最終日あるある「やった宿題が無い!!」事件を回避することができる
- やっていない宿題を把握しやすく子どもが自分で宿題の進捗を把握できる
…実際のところ、子どもたちが以上の事を把握しているのかについては多少の疑問が残りますけど、やらないよりは絶対に良いと感じてます。
では宿題ファイルを作っていきましょう。
- A4サイズで20ポケット程度のファイル
- 子ども一人につき1冊
- 1ポケット1つの宿題
- 終わったものは後方ページに移動
- 答えがあるもの(ドリル)は答えだけ剥がし、ページ後方に収納。
- 一番前のポケットはデイリースケジュールを入れる
こんな感じで、1ポケットに1つの宿題を収納していきます。
A3の大きなプリントは半分に折って、収納。
同じプリントが複数枚ある宿題(観察カード、百マス計算プリント)も1ポケットに入れて管理します。
ファイルのページ数によって、入れるものを区別すると宿題の進捗管理がしやすくなります。
うちの場合は…
- ファイル前の方:毎日使うもの(夏休みカレンダー、歯磨きカレンダー、絵日記、自由研究)
- ファイル真ん中:未完成の宿題(課題プリント、読書感想文セットなど)
- ファイル後方:終わった宿題
- ファイル一番後ろ:答え(ドリルについているやつ)
こんな感じでページ分けをしています。
やることを明確化するためにデイリーを書く
常日頃から「やることをやれ」と耳タコで言ってはいるんですが、どうやら彼らの耳にはなかなか届いていないようです。
そこで考えたのが、「デイリースケジュールを書いてもらう」という作戦です。
自分で自分のやるべきことを決めて実行し、完了させるまでの一連の流れを自分自身でやれるようにしたいんです。
宿題が終わったらチェックをするんですが、私のチェックを受けるためには、私の出勤時間までに宿題を終わらせていかなきゃいけない。
何時までに何をやる!これが分かると自ずと動くようになります。
- 起床してから朝ごはんまでにやること
- 朝ごはん後から8:30(私の出社時刻)までにやること
- 私がいない時間にやること
- 午後の予定(やりたいこと、遊ぶ予定など)
ブロック分けすることによって、子どもたちも目標が立てやすいようです(スモールステップ大事)
やることがやれば自由時間という快適さを体感する
私たち大人も仕事をするためにはお休みが必要です。
私は特に日常生活にはないときめきを与えてくれる「推し」の存在があるからこそ、仕事も生活も頑張れる!というタイプの性格です。
それは子どもも一緒。がんばったら好きなことができる。やることさえやれば自由な時間がある。
そういう生きていく上での決まり事を覚えていってほしいなと思っています。
「ああ、あれもやらなきゃなー」と憂鬱な気持ちで見るアニメより、すっきりとした状態で見るアニメの方が面白い。
先に片づけて存分に推しを推せる時間を作ろうぜ!ということです。
甘いものが大好きで自分で作りたい長男の要望で、一緒にマフィンを作りました。
子どもの自立を促し親も楽になる
毎年、難関となるのが「読書感想文」です。
今年も一緒に図書館に行き、書く内容を想定しながら本選びを行いました。
もちろん選ぶのは本人です。
図書館の本のいいところは、返却期限があること。
「返却期限までに読書感想文を完成させようね」と本を選ぶ前から伝えておくのがポイントです。
普段こうして自分の言葉を書き綴る私にとっては「こんな簡単な宿題ないじゃん!」と感じますが、子供たちにとって自分の言葉で感想を書くのは大変な作業なんだそうです。
ちなみに…5年生の長男も3年生の次男も読書は苦手です。
特に物語の本はほぼ読みませんし、国語の読み取りテストも苦手。なので、読書感想文用に選ぶ本は絵本や知識本が多いです。
今年も悪戦苦闘しながら、なんとか返却期限の日までに作文を完成させていました(優秀)
時間のやりくりを覚えると朝からゲームもできる
デイリースケジュールを活用して、その日にやることが完了すればあとは自由時間なので、朝からゲームもできます。
リビングのテレビでSwitchができるようにしてあるので、一丁前にゲーミングチェアをリクライニングしてゲームを楽しんでます(次男)
これも夏休みならではの体験ですよね。
普段は学校と放課後はサッカーの練習があり、それにプラスして日々の宿題がありますから。
デイリースケジュールを導入してから、やるべきことが明確になり脇道にそれることが少なくなりました。
うんうん、いいぞ、成長してる。
つくづく親がするべきことは環境を整えることしかないんだなと感じた夏休みでした。
私も一緒にやりました!大人も使えるデイリーで効率化
私も子供たちを見習って、毎日デイリースケジュールを描くようになりました。
1日は24時間しかないから、時間を意識するって人生を大事にするのと同じだと思ってます(持論です)
毎日やりたいこと、習慣にしたいこと、つい忘れがちだけどやれたらいいなと思っていることなど、余すことなく書いていってます。
前日の夜に明日の予定を書いたり、書けない日は当日の朝に少し時間を取って書くようにしています。
やるべきことが書いてあるとササっとできてしまうのが不思議。
だらだらInstagramを眺める時間が減りました。
私が使っているのは下のデイリースケジュール帳です。
デイリースケジュールはiPad mini のGoodnotes5という有料アプリで書いています。
テンプレートはちびむすカレンダーのデイリースケジュールを使っています。
毎日やることを毎日手書きするのは面倒くさいので、Goodnotes5で手書きをしたデイリースケジュールをPDFで出力して、毎日のTODOリストが載ったPDFファイルをGoodnotes5のテンプレートとして使ってます。
この説明では、ちんぷんかんぷんだよね…今度詳しく解説しますね。
まとめ
大人だって子供だって、夏休みはラクをしたい!!からこそやるべき夏休みの宿題管理と予定表の作り方を紹介してきました。
「段取り八割仕事は二割」というように、準備や環境を整えておくことによって、ことがうまく運んでいくようになります。
夏休みの宿題もそうで、有り余る時間を活用して、「自分で考えて行動する」基礎のようなものを体験してもらえればいいなと思っています。
自分で考えるをもう少し細かく砕いていくと「自分で選ぶ」「自分で決める」「自分で決めて良いんだと知る」など様々なステップがあります。
料理もあれが食べたい。じゃあ、どうやって作る、何が必要、何をどこで買ってくればいい?という詳細事項がありますよね。
小学生の子供たちは「宿題をやらなきゃいけない」てことはわかっているけど、どうしたら終わるは「ただやるしかない」くらいにしか考えられてません。
だから、終わりまでのステップを一緒に書き出してあげる、手助けが親の役割だなと私は感じています。